2005年11月23日 中井和哉さんのイベント

中井さんのイベントに行ってきました。
その感想を書こうと思うのですが、感じた事がたくさんあり過ぎて何を書こうか迷っています。
イベントの内容を忠実にレポートすると、参加できなかった人が悔しく思うだろうし
中井さんの心配りや誠意を、細かくレポートすると
読んだ人がみんな中井さんを好きになるので困ります。(私が)

それでも何か記録に残しておかないと、せっかく今日受け取ったたくさんの温かい気持ちを
いつか忘れてしまうのが惜しいと思うので、私の視点で感じた事を書き留めておこうと思います。


(↑11月23日の会場付近の景色)

イベント全体がこじんまりとして心温まる物だったのですが、
それはファン主体であったことが理由だけではなく
中井さんの人柄が会場全体に行き渡った結果だと思います。
派手さやキレは無くても、じわじわと優しさが伝わってくる感じでした。
細やかな心配りでファンを、仕事を、大切にしようという気持ちはもちろんですが、
この1瞬1瞬を楽しい物にしようという姿勢が伝わってきました。

質問コーナー、生アフレコ、朗読、プレゼントコーナーなど、
身の毛もよだつようなトキメキ企画も盛り沢山でしたが
私が強く印象に残ったのは中井さんの「声優」という仕事に対する誠実さや真剣さでした。
“声”と“音”だけで世界を作り上げる事の重さを真摯に受け止めて、
ひたすら努力し、周囲に感謝し、丁寧に経験を積まれてきた事が
2時間強という短い時間で強く伝わってきました。

生アフレコのコーナーでは参加者の代表がルフィ役を、中井さんがゾロ役をやるパターンと
参加者の代表がゾロ役を、中井さんがルフィ役をやるパターがありました。
(身の毛がよだつでしょ?)
中井さんが「じゃあ、まずルフィになってゾロと絡みたいという人はいる?」と言った時は
頭がおかしくなりそうになりました。
基本的に私は生アフレコにしろ朗読にしろメインとなる企画は
恥ずかしくて正視できないという純情炸裂乙女だったので
その合間にこぼされるちょっとしたコメントに集中していました。

中井さんがルフィを演じて「難しい!」と感想を述べられました。
「こういう口調だとガラが悪くなりがちなので
 荒々しいセリフを天真爛漫に言うのは難しいですね。」と
分析しておられました。演じる側からの貴重な意見に納得しました。

あともうなんというかね。
ステージに落ちてる紙くずとか拾うんですよ!
どうなの!その優しさは地球に向かってるのか!と、もどかしくなりました。

私はゾロが好きで、中井さんの声が好きで、
軽い気持ちでイベントに参加したのですが
そんなライトなファンでも心底楽しめる内容でしたし
コアなファンも商業的なイベントに比べて近い距離で中井さんを
体感できて興奮できる内容だと思いますし
それから一人の人間としても学ぶことの多いイベントだったと思います。

中井さんの声優活動10周年とお誕生日をお祝いするという趣旨だったのですが
私達がたくさんのプレゼントをもらえたイベントでした。

中井さんと、中井さんのスタッフと
イベント運営のために尽力された方々に心から感謝します。



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