夜弥的台湾旅行日記



デスノートは台湾でも大人気のようで、私が行った書店にも
1巻から12巻まで揃っていたように記憶しています。
タイトルは死亡筆記本です。
原作:大場鶫 漫画:小畑健
「つぐみ」ってこんな漢字なのですね。

まずはタイトルから比べてみます。だいたい同じです。



日本語には全てフリガナが振ってあるのが特徴だと改めて思いました。
こんな言語って日本語以外にあるのでしょうか?
逆に中国語の人は「漢字が読めない」という状況があるのでしょうか???

ワンピースと違ってデスノートでは「擬音」が派手ではないので
絵の一部として一切手が加えられていません。
ガタ…ククク…トゥルルル…など、そのまま載っています。


↑しかし、手書きの部分は活字に直されています。
死刑囚が書いたとされる文字や月のメモなども活字です。

まぁ、それは良いとして「エル知っているか」と
死刑囚が書きそうな縦書きの文章の両方を作る作業は
大変だったろうと思います。


↑海外のオタクがマンガで日本語を勉強しているという
話を聞きますが、上のようなセリフを見ると
確かに中国語を覚えられそうな気がします。


↑月が書いた几帳面な字が活字で描かれていても
あまり違和感はありませんね。


↑台湾中文でのキラはこんな感じです。
奇術師みたいですね。


↑LはそのままLですね。


↑やっぱり奇術師みたいです。
「種も仕掛けもありません。キラだから。」


↑流石にここを活字に直すと不自然なので
Lが書いた風に測試と書かれています。


↑台湾中文版のデスノートではセリフ以外は一切、訳されていません。
例えば「国家公安委員会」「警察庁」というような絵の中に
ある文字についての説明は一切ありません。

もしかしてこれは、不親切なのではないか、という気もするのですが
デスノートは日本を舞台にした物語であり
臨場感を楽しむためには、背景に登場する文字も全て
日本語のままの方が楽しめるのだろうと思います。

読者がより原版に近い物を求め、そして読者にも
それを理解出来る素養があるということが伺えます。
日本のコミックを読む人の成熟と共に海外版を発行する
出版社もその意向を汲んで変化しているようで
台湾ではワンピースの台湾中文版を発行する
出版社が変わっていたり、フランス版では本の装丁が
大幅に変わったりしています。
(日本の原版を生かす方向への変化が見られます)


↑デスノート以外でもジャンプ系の人気コミックが
台湾で発行されています。



だいたいわかりますね!予想外なタイトルになってるものもあります!
こち亀のタイトルがやけにスッキリしてます。
るろうに剣心…?

日本のデスノート2巻は2004年7月7日に発行されました。
台湾で私が買った死亡筆記本の版数はこのようになってます。
2004年8月25日第1刷発行
2007年12月25日第20冊発行

日本から、あまり遅れを取らずに台湾中文版が発行され
日本と同様に人気を博していることがよくわかります。



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